業務用無線機
業務用無線とは、民間企業や公共団体が業務連絡など仕事中の連絡手段として使用するための無線通信システムです。日本では、微弱な電波以外には電波法が適用され、総務省の「無線局免許」が必要となり、5年ごとに再免許申請が必要です。近年では、携帯電話との比較がされるようになりましたが、“無線機にしかできないこと”を必要とする場面において、選ばれてお使いいただいております。 その特徴は以下の5点です。
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大勢の人と一斉に通話ができる
一台の無線機から全員に一斉に連絡ができます。よって、連絡事項が全員に伝わり、
業務連絡や安全確認などの情報共有が効率的に行えます。
もちろん、1対1の個別やグループ内だけでの通話も可能です。 -
押せばスグにつながる(レスポンスが早い)
電話のように電話番号を押して呼び出し待ちする必要がなく、押しながら話すだけ。
だから、手軽にスムーズに、報告・連絡ができます。 -
道路交通法改正に対応可能
2004年6月に改正公布された(2004年11月1日施行)道路交通法では、
運転中の携帯電話等の使用に対して罰則が新設されました。
車載型の無線機はこの道路交通法の規制の対象外です。
*業務連絡を行うことができますが、走行には十分気をつけてください。 -
災害に強い
通常の業務だけでなく、災害時にもお使いいただけます。 阪神・淡路大震災をはじめ、近年では新潟中越地震でも問題なく通話が可能だったという
実績があり、電話回線がつながらない時の通信手段としても活躍します。 -
運用に合わせて、タイプを選べる
特定小電力、簡易業務用無線、一般業務用無線、MCA無線といったように、出力や通信方式が異なる無線があり、自社の業務エリアに合わせて必要なシステムを選択していただくことが可能です。 また、本体事体も、事務所用(基地)、車に据付するタイプ(車載)、トランシーバータイプ(携帯)と3つのタイプがあります。
無線機タイプ

事務所装置

車載機

携帯機
簡易業務用無線
簡易業務用無線は、無線機に特定の周波数を割り当てて利用する無線です。同じ周波数を複数の事業者で共用して利用します。免許申請は必要ですが、比較的容易に免許が取得でき、オプションパーツが豊富な為使い勝手がよく、業務用として様々な事業者が利用しています。

特徴
- 通話距離は目安として市内近郊
- 低コストで無線の運用ができる
- 無線機の出力は5W以下
- 電波を共有するので、場合によっては混信がおこる
などがあります。
実際にどんな場所で使われているかというと・・・
基地局と車載局
: 生コン業、市内配送、ゴミ収集車
携帯局のみ
: 工事現場、ビルメンテナンス、
冷凍倉庫、ゴルフ場など
一般業務用無線
一般業務用無線は、無線機に指定の周波数を割り当てて利用する無線です。業務上での無線通信の重要度が高い(やや公共性の高い)事業に対して免許されるので、専用に近い形で周波数が割り振られ、混信がほとんどないのが特徴です。ただし、新規で免許申請を提出しても全ての会社で許可されるものではありません。

特徴
- 出力が大きいので、簡易業務用無線局に比べて通話エリアが広い
- 通常の免許(最免許)申請とは別に、5年毎に基地局の定期点検が必要
- 無線従事者の設置が義務付けられている
- 近隣で同じ周波数を使っているところがないので混信が少ない
実際にどんな場所で使われているかというと・・・
市町村、消防などの公共機関、鉄道保守、金融機関等
MCA無線

基地局と移動局(車載や携帯)の間に電波を中継する制御局を介して通話するシステムです。無線機に特定の周波数を割り当てて使用するものとは異なり、一定の周波数帯の中で空いている周波数を使って通話をするので、混信がありません。また、制御局は山頂やビルの屋上など立地のいい所に作られるため、電波の到達距離が拡大し、広域での通話が可能です。制御局は24時間体制で運営・管理されており、利用者は月額基本料を支払う必要があります。
特徴
- 通話エリアが広い(約30キロ~最大全国)
- 月額利用料金がかかる
(無線機1台ごと/2,100円~3,200円(税別))
*料金は通話エリアにより異なります - 混信がない
実際にどんな場所で使われているかというと・・・
運送業、産廃収集運搬業、配送業、警備会社、バス、 など






